ごあいさつ

 勝央町は、岡山県北東部に位置する人口10,839人(令和6年3月1日現在)の小さな町ですが、農業・工業・商業のバランスの取れた「ほどよい田舎」をキャッチフレーズとして町づくりを行い、福祉の面でも支援が充実し、県北地域でも子育てのしやすい町として人気の町となっています。

 本校は、その町の南部に位置し、すぐ北側に中国縦貫自動車道、南側にJR姫新線と国道179号線が走っています。また、本校の学区には、町役場などの多くの公共機関やスーパーマーケット等の商業施設、西日本でも有数の規模を誇る勝央中核工業団地があり、その利便性から宅地造成が急速に進み、学区外から転居する方々も年々増えてきています。

 そのため、児童数も年々増加し、津山教育事務所管内の町村立小学校の中では、最も多い児童(423名 令和6年4月1日現在)が学んでいます。

 本校の歴史は古く、明治政府による学制発布の2年後の明治7(1874)年には勝田(かつまだ)小学校として創立されました。その後、何度かの校名等の改変を経て、昭和45年(1970)年に高取小学校と合併して現在に至っており、令和2年度には合併から50周年を迎えました。

 本年度は、伝統ある勝間田小学校の創立150周年に当たる年です。これまで11,235名の卒業生を輩出し、様々な分野でご活躍されている先輩方と在校生、職員はもとより、保護者の皆様、地域の皆様と一緒に喜びを分かち合いたいと考えております。来る11月30日(土)には、心に残る記念式典を行うことができるよう、努めて参ります。

 本校では、学校教育目標を「笑顔いっぱい 勝間田っ子~自ら学び共に伸びる児童の育成~」として、「自ら学ぶ子どもの育成」、「心豊かな子どもの育成」、「たくましく健康な子どもの育成」の3本柱を掲げ、知・徳・体のバランスの取れた笑顔いっぱいの人間性豊かな児童を、「自主性」と「関わり合い」を大切にして育てようとしています。

 また、勝央町から「コミュニティ・スクール」の指定を受け、学校運営協議会を設置し、地域学校協働本部事業とも連携して「家庭・地域に信頼される学校づくり」の取組を進めています。

 これからも、職員のチームワークを大切にしながら、保護者の皆様や地域の皆様から信頼され、子どもたちの笑顔があふれる学校となるよう、日々の教育活動に取り組みます。

 本校教育へのさらなるご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

 

                                勝央町立勝間田小学校

                                   校長 御藤 善子